lune
LUNE(銀を使用した作品)のお取り扱い方法
銀の表面は少しづつセピア色に変化していきます。
経年変化の味わいもお愉しみ頂ければ幸いです。
仕舞いっぱなしにするよりも日常的に程よくお使いになる方が、
銀部分が良い状態で長持ちすることが分かってきました。
スポンジなどでやさしく洗って下さい。
電子レンジでの使用はお止め下さい。
食洗機使用は基本的にはおすすめしておりません。
実験もかねて数年前から毎日食洗機で洗っていますが、
極端に銀部分が薄くなっている感じはないです。
食洗機や洗剤にも寄るとは思います。
少しでも銀色を長持ちさせたい場合
なるべく日光のあたらない場所で保管すること、水につけっぱなしにせずに、洗ったらすぐ拭いて保管して頂くことをお勧め致します。
カビっぽいところ、逆に野ざらしもよくないようです。(詳しいエピソードは一番下にのせました)
銀が酸化し濃くなったセピア色を銀色に戻したい場合、
市販のアクセサリーや銀食器磨きなどで優しく磨いて下さい。
保存方法で参考にしていただきたいエピソード
棚の下(木製の床の上)に保管しておいた隣り合わせの
片方のダンボールのものは銀色の綺麗な状態で保管されたのですが、
隣のダンボールでは箔部分が酸化した焦げ茶に変化していました。
同じように保管しても、隣り合わせたダンボールでここまでの違いが出たとは驚きでした。
何よりも湿気を避けることが第一なのですが、銀の酸化(色の変化)に作用する細菌?のようなものがいるのかも?です。
カビっぽいところは避けて下さい。磨いた感触から、表面の見た目だけでなく箔自体も脆くなっていた様子でした。
エピソードをもうひとつ、
工房のすみに長期放置してあったものの銀部分がすごく脆くなっていたことがありました。
埃っぽい場所での野ざらしもよくないようです。
友人のカフェでは何年も愛用頂いておりますので
仕舞いっぱなしにするよりも日常的に程よくお使いになる方が、
銀部分が良い状態で長持ちすることがわかりました。
ごく稀に箔部分が剥がれたというお声を月日が過ぎてから頂くこともあります。
その後の保存状態なども考慮しますと対応できかねます。
HPやSNSなどで告知したお店以外で購入されたものに関しましては、
私のお作りしたものではない可能性がありますのでご注意下さい。
どのような保管方法が箔の状態に一番良いか試行錯誤しています。
少しでも末長く楽しんで頂けますよう参考にしていただけましたら幸いです。
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©長野 史子